2代目が送る、「2代目blog」という名のコラム(?)のコーナーです。
"コラム"と言っても堅苦しくせずに気楽に読んでくださいね。

18:車海老


毎度ご覧になって頂きありがとうございます。
少し間があいてしまい申し訳ありませんでした。

鮪や魚の事は意外と皆様が知ってるので、今回は『海老』についてお話したいと思います。
今回は築地の中でも有名な海老屋さん『亀福』さんの二代目双木浩二さんにご協力頂きました。
かなりのイケメンで、海老だけでなく、女性の事も詳しいです(笑)。

双木さんの朝は3時から始まります。
5時頃に競り場にいきその日の海老を競り落とします。
競りですが、鮪の様に競り合いながら高値で落とすのではなく、皆同時に金額を提示するのです。
チャンスは一度なのでかなり緊迫しているみたいです。

海老って2千種も種類があると言われていますが、ごく一般に皆様が知っているのが、
歩行型の伊勢海老やザリガニ、遊泳型の車海老や甘海老、ボタン海老と言ったタイプです。

今回は当店でも扱っている車海老についてです。
まず初めに海老にも雄雌があるの知ってました?
人間と同じ様に、雄雌に凹凸がしっかりあるのです。
しかも、甘海老は、小さい頃が雄で大人になると雌になるんです。人間でもたまにいますけどね(笑)
なぜ車海老というかですが、丸まった形が車の車輪に似ているから、車海老とついたらしいです。
いい海老の選び方ですが、海老のシマシマのコントラストがはっきりしているモノで、
身がふっくらしているものだそうです。


(きれいな横縞模様の車海老)


(車海老の大群です…)

「この仕事で大変な事は何ですか?」と聞くと、
「海老は大変デリケートで、温度管理、塩分管理が重要なんです。
生ものだから、ほっとけないし、恋人みたいです(笑)。あと、普通の人と生活サイクルが逆なので、
そこがきついです。」。確かにいつ行っても、海老に対して熱く語ってくれます。
そこに信用信頼があるんですけども。

海老の事で興味があるかたはぜひこちら、築地『亀福』(TEL/03-3541-3722)まで。

今回、海老を見せながら丁寧にわかりやすく教えて頂きました。本当にご協力ありがとうございました。
皆様も、お魚や築地、お寿司に興味を持って頂けましたら、遠慮なく、聞いて下さい。
私もまだまだ知らない事がありますので、一緒に勉強していきましょう。『一生勉強!』

(2009/3・27 綿貫安秀)

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