31：銀座 久兵衛

(銀座久兵衛本店の玄関です)

先日、銀座久兵衛さん本店に行ってきました。
一階から五階までフロアがあり、一階がカウンター席、二階が座敷カウンター席、三階が和室
、四階がテーブル席と魯山人ミニギャラリー、五階がカウンター席と個室カウンター席。

この日は五階のカウンター席に案内されました。
（常連様が一階と決まっている訳ではないらしいです）


(店内です)

案内されたカウンター席は板場の高さと同じで、目の前で板前さんの仕事が見れます。というか魅せます！
カウンター席12席に対して板前さんが3人、板前さん1人で4人のお客様を接客するスタイルです。

まず、寿司懐石コースと握りのセット。そして大トロ炙り一貫を追加で注文しました。
握り寿司のセットは、握り八貫と巻物と味噌汁。
握りは順番に、トロ→平目昆布締め→いか→車海老→トロ→いくら→アワビ→穴子→
巻物（カッパ、ネギトロ、たくあん、ヒモキュウ各二切れずつ）→玉子、と追加の大トロ炙り。

寿司懐石コースは、（先付、お刺身、焼物、握り八貫と巻物、お吸物、デザート）。
内容は、先付（イカ塩辛とイクラ醤油漬）→お刺身（シマアジ、トロ、いかソーメン、青柳）鰹（ニンニク）→
焼物（甘鯛とゲソ焼き）→握り（トロ→平目昆布締め→コハダ→車海老→アワビ→穴子）巻物（同上）、
お吸物、デザート（ラフランス）。


（中とろとシマアジのお刺身）


（中とろの握り）

お刺身は薄く、握りは小ぶり。シャリはネタの大きさを考え薄味でした。
イクラ醤油漬はサラサラで鰹だしが効いていました。
焼物の甘鯛はボリュームがあり、脂ものっていました。
青柳は温かい状態で出され、初めての味で、甘み旨みがしっかりしていて大変美味しかったです。
もちろん教わってきたので、当店でもおだししてます（笑）。
鮪と穴子の感想は当店にて。

店の造り、器、サービス、お会計（笑）、どれも一流でした。

寿司屋独特の重々しさや堅苦しさがなく、板前さん皆さんが気さくだった事もあり、
冗談など言って終始和やかに過ごせました。
さすが名店と言われる事もあり、いろいろと刺激も受け、勉強をさせて頂きました。

もっともっと頑張らねばと実感しました。

ところでお気付きでしょうか？今年から一輪挿しを置いてみました。
花の事なども勉強してみようと思いますので、皆様、ご指導よろしくお願いします。



(2010/1・29　綿貫安秀)