７：アメリカ波乗り２

こんにちは、毎度御覧になって頂きありがとうございます。
今回は前回の「アメリカ生活〜サーフィン編〜」の続きをお話ししたいと思います。

休日は、普段行けない遠くの波のよいポイントも目指します。日本みたいに携帯電話から波情報を得ることができない為、パソコン（ちなみに私は持ってない）からや、前日の天気予報（波サイズ・風向き・潮の干満の時間等）、ひまわり画像や前日の月（潮の動きがわかる）から判断する。これらのチェックは世界共通なのです。自分で波のよい時間と場所を決め、その時間にそこに着く様、逆算して出発時間・起きる時間を決めます。だいたいは早朝に起きる（３時とか４時）為、ほとんど眠れません（笑）。時間を遅らしたり、寝坊すると、そのポイントは混雑し車が停められなくなるし、そこに着くまでの道が渋滞するのです。マイペースな普段のんびりしたアメリカンサーファーも、こういう日は早起きみたいです（笑）

ロスの海岸にはほとんどピア（ビーチから海に向かって延びている桟橋）があります。よくサーフインのビデオで映っている橋です。バーガー屋があるピア・土産屋や露店がでてるピア・観覧車があるピア。小さいピアでも車一台幅はあります。ピアから釣りをしたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、サーフィンを見たり、様々で、上からも海からもロケーションは最高です。

どのビーチも最高ですが、私が最も好きなビーチ。サーファーの聖地と呼ばれている、ハンティントンビーチ。ここの波は、ブレイク（波の形）やコンディション（波の状態）やサイズ（大きさ）もコンスタントによく、多くのサーファー達が訪れ、愛されています。たくさんの様々なショップが立ち並び、毎週末にはマーケットが出て賑わい、夏にはサーフィンの大きな大会（U．S．OPEN）を含め様々なイベントが行われ、一年中人が絶えません。
毎日来てもあきないくらい素敵なトコです。

寿司屋という仕事を選んだ以上、なかなか休みは取れないし、まして長期休暇なんて有り得ない。ハンティントンに行くのは夢だったので、まさかこんな早くに行けると思ってなかったので、ハンティントンに着いた時は感動と感激で震えました。今でもその時の事はよく覚えています。
私はサーフインではアメリカしか行った事がないので、機会があれば他もたくさん行ってみたいし、他の国のお寿司にも興味があります。
皆様が行った海外や、もちろん国内の話も、いろんな話を聞かせて下さい。
季節柄、寒くなってきますので、お体ご自愛下さい。

(2007/11・08　綿貫安秀)